消費者金融と自己破産

消費者金融から借りたお金を返済できず、自己破産を選んでしまう人が少なくありません。実は、消費者金融から借りたお金を返せなくなってしまった最終手段が自己破産です。自己破産宣告をして免責が決まった場合には、消費者金融への借金を返す必要がなくなるというものですが、いろいろと任意整理や特定調停、個人再生などの方法がある中で一番最終的な解決方法になります。

自己破産というのは収入が全くない状態でも手続きが出来ますから、他の三つの解決方法との大きな違いです。しかし消費者金融からの借金がなくなったとは言え、できる限りは返済をしなければいけませんから、今住んでいる家、乗っている車など自分が持っている資産という資産は、すべて売却をしてお金に換えて消費者金融へ支払わなければいけません。

自己破産で免責ということになったら、消費者金融に借金を返す義務はありませんが、一回免責を受けてしまうと、それ以降10年間は免責が受けられません。ですから、一度消費者金融への借金がなくなったからと言って、また借金を繰り返してしまうと、自己破産はもうできないことになりますから十分注意しましょう。

そして任意整理では3年、特定調停では5年間は個人信用情報に登録されることになっていますが、自己破産の場合には7年になります。7年たった段階でデータがクリアされますから、また同じように、クレジットカードや消費者金融への申込が可能になります。

自己破産にはデメリットはないのでしょうか?消費者金融への返済が難しくなったら自己破産をすれば返済義務がなくなるということだけを聞いているとなんだかとてもメリットが大きいように思えてしまいますが、デメリットももちろんあります。自己破産を申し立てて免責が決まるまでは、弁護士、司法書士という仕事にはつけませんし、住宅や車などの資産を持っているという人の場合には、生活するうえで最小限のものだけを残して他の資産は、消費者金融へ返済しなければならないというデメリットが出てきます。

そして自己破産をしてしまうと選挙権もなくなりますし、銀行で口座も新たに作れないという話もありますが、調べたところ、選挙権と口座についてはそのようなことはないようです。ただし、異動情報が個人信用情報機関に登録されるのでクレジットカードを新しく作ったり、消費者金融を利用することが出来なくなるというデメリットはあります。